現場ルポ /「医療とリンパドレナージュの間で」④
2023.03.16
現場ルポ ④になってようやく、「流雲」の店内風景です。80代前半まで齢を重ねられた叔母のフットケアから開始します。叔母は「私、整体は何回か行ったことあるけど。リンパ流しとか初めて。怖いことせんといてな」などと話されてます。
私はチラシ配りもよくやってますから。前々から思ってたんですけど。ケアを受けたら恐らくは楽になられるであろう。お見受けしたところ。60代以上の方々はチラシ殆ど受け取ってくれません。私みたいな、「ええ年した男」がチラシ配っても、まだ20代前半くらいの方達の方が受け取ってくれる確率は高いです。叔母にしてもウチの母にしてもいわゆる「団塊の世代」ですが。中々、体験として「リンパ流し」やら「精油の癒し」という概念がなかったのかも知れません。
それに一部は保険適応で施術できる整体院にはどうあがいたって価格競争ではウチは勝てる訳がない。ケアを受け入れてもらうには「ケアの価値」を感じて頂かないと。その工夫をもっとしないとなって改めて思います。実際にウチに来てくださったお客様は男女比は半々で、年齢層は20代~50代ですから実際に60代以上の方はまだ来た事がないです。
でもとにかくやれるだけやってみましょうという事で、叔母の足をケアしていきます。
(足が浮腫んでいたため角度をつけて施術しました。ケアの基本は「リンパ液を流す」ですが。ツボも要所、要所で刺激していきます)。
(ざっと片足ずつ20分ほどケアしました。「何か時間かかるんやなぁ」と叔母が話されてます。そうリンパ液は動脈を流れる血流みたいにズンズン流れていくものではないので。ゆっくりめに手を動かすので、それなりに時間はかかります)。
ブログ上のアイキャッチ画像をご覧ください。右足がケア後でスリムになってます。左足はケア前で(足の甲、くるぶし)の辺りはまったく太さが違います。それだけリンパ液が貯留しているのです。
それにしても僅か20分ほどで、これほどケア前、ケア後で差が出るとは。因みに叔母は現在、明確に治療中のご病気はないそうです。