「流雲オリジナルアプリ」ご紹介　２　脱リラクサロン難民

　
●お客様の全体像をクーポンをお使い頂いている中で掴んでいきたい

　「リラクサロン難民」なる言葉があるそうです。ご自身の確かなお悩みがあるにも関わらず。どこのサロンに行けばいいのか分からず。求めているサービスを求めて彷徨うのですが。結局は「求めているサービスは受けられない」。私の安心は何処へ（泣）
　
　実際、これはかなり深刻な問題と私は捉えておりまして。「流雲」にいらっしゃるお客様の中にも中々「自分の悩みを言えない」と話されていたお客様もいらっしゃいました。私は話をお伺いする中でケアを行い。とても自分の心中ではケアの評価は高い点はつけられませんが。リピーター様になってくださった方もいらして。「そのお客様にとって悪いケアではなかったのかな」と少し安心する事もありました

　そう結局はお客様とセラピストの関係もいわゆる「人間関係」ですから。相手がどのような方なのか。１～２回お会いしただけでは中々分からない。やはり少し相手が「分かった気がする」のも最低３回以上はお顔を合わせないと無理なのではと思っています

　これが根本のところでして「お客様のことが実際は掴めていない」のに「恐らくはこうだろう」と考えてケアを行う。お客様の「求めているケア」との差を埋める為にカウンセリングは可能な限り時間を取っています

　そしてお体に触れてさせて頂いて、「察する」ようにしています。そのお体の状態は「お客様の普段のご生活が反映されたもの」と思っています。それでも、やはり初回は手探りな部分もございます

　お医者さまが診断をする時に（患者さまの診察やその家族からの情報の聴取、各種検査データ、画像診断）など多角的に一人の患者を捉えているはずです。逆にそれらのデータがないと「診断は難しい」こともあるのではと推測します

　お医者さまでも「そうかも知れない」のですから。私のような看護師風情やセラピストが初対面でお客様の全体像を捉えようとしたって「基本的に非常に難しい」が私の偽らざる本音です。やはり回数を重ねるべきです。そしてお客様ご自身がケアに積極的に参加なされた方が「理想のケアに早く近づける」と思います

　私はクーポンをお使い頂いて、お客様にご負担ができるだけ軽い状態でご来店頂いて。その間に「お客様の全体像」を掴んで。そのお客様に「最良のケア」を長い間ご提供できたらと思っています