「マクロ・ミクロ経済よりサロン適正価格を考察する」 ⑤
2023.04.03
皆様、こんにちは。経済・金融の話題は盛り沢山です。そしてマクロ経済の動向は必ず私達の日々の生活に大きな影響を与えます
リラクゼーション産業は理美容店以上に「余剰資金産業」と個人的には考えております。(実際は同等に重要かも知れませんが。髪のようにパッと見た目では分からない)とお考えの方々も多いかとも思いますので。連載の着地店は未だ見えませんが続けてまいります
さて今回は以前のブログにて「コロナ給付金バブル」という言葉が出てまいりましたので。改めて日本のバブルを振り返りたいと思います
まずは「コロナ給付金バブル」ですが。日本で一人当たり10万円の給付金を頂いたのは記憶に新しいですが。世界的に見ても各国で同じように給付金が支給され。世界規模で一気にマネー供給量が増加して。コロナ禍初期は経済活動停止の不安から株価が大暴落しましたが。
行き場を失った余剰資金が株式市場に流入し、日経平均株価も上昇しましたが。取り分け米国株式市場(以降、米市場)で圧倒的な株高を記録しました
米市場は「日本のバブル期と同じではないか」と私は思ったのですが。識者によれば「確かに資金流入は考慮すべきだか。バブルかといえばそうではなく、実態経済が強くなっているから」ということでした。以後の米国は景気加熱期の現象として記録的なインフレとなり、史上例をみないペースでのFRBによる利上げ。それに伴うドル高、円安となり。日本では国際通貨として余りに弱くなった円のため輸入品の価格が上昇して『値上げラッシュ』で我々の生活を直撃という構図となっております
現状はそんな感じだと思うのですが。そもそも日本のバブルとは何だたったのでしょうか。バブル絶頂の1988年~1991年の頃は私は中学2年~高校1年生というところですが。あの学生の肌感覚でもどう見ても『これは異常だな』と違和感を覚えたのは鮮明に記憶に残ってます。
だって日本人って当時、図書館で昔の本を読めばいつの時代も一握りのお金持ちとそうではない多数の人々がいて。質素な中でも「それぞれの幸せ」のために頑張ってるのが=私の描いた日本人の像ですもの。お金があるに越した事はないですが。そのために大事なものを犠牲にしてはならないとも思います
「大事なもの」=家族や自分自身の未來。そして一番、大事な方々は今の私にはやはりお店に来てくださるお客様ですね