「Old Movieが現代を斬る 」① / タクシードライバー
2023.04.16
今回より新シリーズ『Old Movieが現代を斬る』を連載開始致します。最近は余り時間取れないのですが。私自身が映画好きで古い作品にもっとスポットが当たってほしいという思いがあるのと
現代映画はCGなど特殊効果は凄いですが。やはり映画は本質的に「人の気持ちを動かすもの」だから「役者さんが体当たりで演じてたり、監督のお考えがすごく分かる」映画は何年経ってもやっぱり「グっと」きます
それでいて昔に公開されていながら「現代を鋭く予見していた作品」や「人間や社会の本質」に迫った作品は随時ご紹介していきたいと思います
もっとも私の「趣味」ですから、【過激な描写や暴力、猟奇的なシーンが含まれている作品】が多いとは思います。でも当たり前の作品を当たり前にご紹介するのは、簡単だと思いますので。サラっとはしてませんが、進めていきますね
記念すべき第1回の作品は、
『タクシードライバー』です。1976年 (米)、監督 マーティンスコセッシ 主演 ロバート・デニーロ 他出演者 ジョディ・フォスター(当時14歳)、ハーベイ・カイテル シビル・シェパードなど
ただ『タクシードライバー』の内容に入る前に今を話すべきのよう。昨年7月に安倍元総理が銃撃され、日本を震撼させたが。昨日4/15には和歌山に演説来られていた岸田総理に爆発物が投げつけられ、総理にはお怪我はなかったが。聴衆に怪我人が出た。こちらはまだ不明な点が多いが徐々に取り調べが進んでいくであろう
安倍元総理の方に話を戻し、この事件の翌日に日経新聞 電子版にこのような文言が並んだ。【米映画 タクシードライバーでは狂気を内封した青年が描かれて。大統領候補の銃撃を企てて、すんでのところでシークレットサービスが~~~。現実は映画のようにはいかないようだ】
実際、本当に無警戒な中で安部元総理は撃たれたし。その警備態勢が物議を醸した。そして山上容疑者の生い立ちや事件の背景が明らかになるにつれて。様々な余波が生じている。
山上容疑者が精神鑑定を受けたようだか、私見では医学的に彼が正常か異常かなどは重要ではなく。あの執念と緻密さ、そして彼の母はまだ統一教会にマインドコントロールされているようだ。
私は【犯罪者を擁護する気は毛頭ないが】この青年はこのエネルギーを正しい方向に使ったらすごい事ができたのに…。と一抹の哀れさは感じている