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現場ルポ⑬/「医療とリンパドレナジュの間で」 男女の違い

2023.05.07

 引き続きNHKスペシャル『男性目線変えてみた』を題材にお届けしております。長崎市議会の阿部 希議員は議員になる前に秘書として抜擢なされます。そこで長崎の漁業を広くアピールしたいとの思いから議員になられます。多くの活動を行っていますが、またもや「男性社会の壁」が立ちはだかります。

 阿部議員曰く(自分の力じゃなく男性の誰かに)「引っ張られたのでは」とか男性議員と仕事で行動を共にしただけで「非ぬ噂」を立てられたりなど。女性ならではのご苦労に直面されます。阿部議員は「それが悔しくてもっと仕事頑張るみたいな」と話されていますが切なくなります。

 更にはご家庭では長男さまから「もう普通のママに戻ってほしい」と言われてしまいます。阿部議員は「でもパパには仕事辞めてって言わないよね。どうしてママには言えるんだろう」と話されます。そして直近の選挙ではこれ以上、周囲に非ぬ噂を立てられぬよう『ご自身の力で』、無所属で立候補されて見事に当選されます。思わず涙

 福岡県議会の後藤 香織議員は男性社会の議会の中で(他にも少ないけど女性議員はいてるものの)唯一の現役子育て中の議員として。保育の充実、育児休暇の取得など独自の視点から活発な活動を行っておられます。ところがやはり「人脈」を作るのに飲み会に参加しないと難しいなどまた「いつもの壁が」。それでも議員活動と子育ての両立に奮闘なされて直近の選挙で当選を果たされます。こちらも思わず涙

 でもこのお二人の状況は本当に多くの「女性ならではのご苦労」を表しているといいますか。なんでこんなに大変なんだろう?って。阿部議員の長男さまの言葉は象徴的にも感じられました。無意識の内に「男性はこう、女性はこう」って(あるべき)論が形成されていく。子供は母親を求めるものでしょうけど。やっぱり現状、このままでは良くないよねとは思います

 そもそも子育てしていない私はこの流れではモノが言いにくいですので、視点を変えますが。やはり日本が諸外国に追い抜かれて企業も自治体も昔からの慣習に縛られて生産性も低い。労働力が足りないからって簡単に外国人を入れればいいなんて話ではないとは思います

 足元、女性陣が仕事や育児をしやすい制度なり、男性側にも(とても母親の代わりになるのは難しいけれども)出来る事をやってもらう事で少しずつ流れは変えられるのではないかと思いました

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