現場ルポ㉑ /「医療とリンパドレナージュの間 で」 精神科の闇
2023.06.23
およそセラピストらしからぬ内容でお送りしております、このシリーズ。私は現役の看護師でもあるので、(まぁいいか)とは思っております。私の経歴編入ってましたが、これもまぁ、置いといていいでしょう。私なんかの事よりも、
5/10、5/12のブログにて近年の精神科病院の不祥事としまして『滝山病院事件』、『神出病院事件』を取り上げましたが。本日6/21も静岡の精神科病院=「ふれあい沼津ホスピタル」で看護師による患者への暴行事件があったと報道されていました。
この新たな事件(写真はYahooニュースより)ですが、内容は似たりよったりですので詳述致しませんが。精神科看護師のキャリアは私は11年超は持ってますので。
(私は現在はサービス付き高齢者向け住宅にて勤務中)。
現場を知る人間としては問題提起していってもいいのではないか?とは思っています。
私は自分が聖人だなどとは一切申しません。私も精神科看護師のキャリアの中で激しい患者の症状の前で年/数回はほぼ力づくで患者を押さえつけるしかないような事態に遭遇してきました。
とは申しましても、やはりこの精神科の閉鎖空間で表出される、何て言いますか?時に露骨に表れる『人間の差別心』みたいなもの。やはり独特だと思うんですよね。やはり世間の一般の方が期待している看護師、患者の関係とは違うと思います。
近年、多くの病院で監視カメラが導入されるようになって。やっと看護師による患者への暴行が発覚することが増えてきましたが。
カメラがなければ患者が訴えたところで「被害妄想」とか「認知の歪み」にされてしまい、握り潰されて増薬=(内服薬の処方を増やすこと)されるのがオチでしょう。
『弱い者=心を病む患者は徹底的に踏みつけられるしかないのだよ』。次々と発覚する不祥事を見ると、精神科ってそもそも、そういう発想なのかな?なんて時に感じられます。
そして(精神科なんか関係ねぇよ)って思ってる皆様。近年、精神科はどんどん認知症の患者を入院させています。誰でも歳は取ります。お客様達の親御さまは大丈夫ですか?。
いつか市の職員などに「困った行動があった」ということで親御さんが精神科病院に連れていかれ。精神科医に「入院しかないですね」なんて言われたら。
『お客様はどうなさいますか?』