女性のオーガズムについて/NHK『はなしちゃお!性と生の学問』を観て
2025.09.15
(当ブログは性的な発信を目的としておりません。サービスをより充実させるために、女性の心身の特性を深く理解する必要があるという観点から、デリケートな内容にも触れております。あらかじめご了承ください。)
2025年8月に放映された、NHKの番組『オーガズム×進化生物学 はなしちゃお!〜性と生の学問〜』を視聴しました。非常に有意義な内容でしたので、よろしければ番組の公式サイトをぜひご覧ください。
https://www.nhk.jp/p/ts/47NWJQ9RP7/blog/bl/pz9jbbjeYa/bp/pxqGlYQ99W
●私が番組を観て感じたこと
番組の内容について詳しいご紹介は控えますが、率直に感じたのは、もしこの番組が10年〜15年前に放映するのは、全体の空気感として難しかったのではないか、ということです。裏を返せば、今はそのくらい公の場で女性特有のデリケートな事情が語りやすくなってきているのかな、と感じました。
番組では、産婦人科医の宋美玄(ソン・ミヒョン)先生が、このようなお話をされていました。
「商業ポルノの影響なのか、男性は女性が毎回オーガズムに達するのが普通だと思っていて。夫から『おかしいんじゃないの?』と言われたのですが、先生、私っておかしいんでしょうか?」とご相談に来院される方もおられます。
「(性交は)女性が基本的には受け身のことが多いので、相手が適切に導いてあげないとオーガズムに達しないことも多々ある」
●過去の経験から感じたこと
このお話を聞いて、「流雲」を店舗で営業していた2023年半ばに、全く同じようなお悩みを抱えたお客様のご相談を思い返しました。曰く、旦那様が激しく手で触れてきた痛みがトラウマになり、その後はほとんど夫婦の営みがなくなってしまったとのことでした。
当時はホットペッパー(リクルートさん)との規約上、直接的なケアを施すことはできず、お話を伺うことに留まってしまいましたが、私自身も心を痛めておりました。
●専門家のアドバイスと当店の想い
番組の終盤で、宋先生はこう締めくくっていました。
「女性の性感帯は大きく3つ。(中略)部位によっては感じない人もいる。自分で自分の体を知るためにも、セルフプレジャーをお勧めしています。是非、貪欲に追究して頂くと、その過程だけでもすごく楽しいと思います」
