現場ルポ ㉕/ 「医療とリンパドレナージュの間で」 精神科の闇
2023.08.12
お盆休みに入られた方々が多いかと思いますが。ウチは平常どうりに営業しておりますので。お疲れのお客様はお気軽はお立ち寄りくださいませ。
さて、私が中学、高校生の頃はまだレンタルビデオの時代でしたので。お盆にレンタルビデオ店に行くと普段あまり借りられていない社会派ドラマなんかが割と人気だったりで。勿論、娯楽作品もいいですが。時には硬派なドラマ観てもいいのかなとは個人的には思います。
テーマは「精神科の闇について、看護師目線で」というところなのですが。今回は映画のご紹介を。私のお勧めは、
ミロス・フォアマン監督、ジャック・ニコルソン主演の『カッコーの巣の上で』と、
邦画では森田 芳光 監督、堤 真一、鈴木 京香 主演の『刑法第39条』です。
どちらも精神科もしくは、それに関連する法制度の不条理などを鋭くついています。
『刑法第39条』は猟奇的なシーンも多いですが、凶悪犯罪を犯しているのに何故、減刑なのか?
普段、私達が報道を見て感じる疑問や怒りを森田監督の秀逸な演出と堤 真一の熱演、鈴木 京香の抑えながらも秘めた意思を法廷で語るシーンなど、観所満載の作品になっています。
『カッコーの巣の上で』はジャック・ニコルソン=マクマーフィさんが精神科の婦長との激しい対立を繰り返す。どっちが正しいとは申しませんが。マクマーフィがまぁ、本気で怒るのも無理はないかな。
映画はディズニー的なハッピーエンドも良いですが、時には重厚なドラマお勧めですよ。